Contest Report
木崎浜クリーンビーチカップ 大会レポート

2009年10月10・11日にJPBA2009年シリーズ最終戦木崎浜クリーンビーチカップが宮崎県の木崎浜ポイントにて行われました。
このイベントはドラマティックポイントツアーとしての最終戦と言うことで告知どおり獲得ポイントが倍の設定で開催されました。

 
初日は7時より恒例の開会式です。   今年初めてご挨拶に来ていただきました斉藤了介市議会議員様よりご挨拶いただきました。
 
続きまして宮崎市観光商工部観光課課長の高松健一郎様よりご挨拶いただきました。   最後のご挨拶は宮崎県サーフィン連盟理事長の中村義浩様よりご挨拶です。
 
この大会が無事開催されたのも宮崎の父である緒方様のご協力があってこそ。ありがとうございます!   そしてこちらも宮崎開会式恒例となっているフラショー。今回は地元宮崎在住で公認プロとして活躍している横手なつきプロが所属する「HADASHIフラ」の皆様にお願いしました。
 
横手プロも精一杯のダンスを披露。とても素敵でした。   さぁいよいよヒートがスタート。最後にこのメインステージに並ぶのは誰でしょうか!

 
波は朝のうちはオフショアながら、日中は海からの風でコンディションを乱し夕方またオフショアになるというコンディション。波選びがとても難しかったと思います。   このイベントは宮崎県警との協力で大麻ドラッグ撲滅活動も兼ねて開催されました。
 
そして今回メインスポンサーとなっていただいたのが木挽でお馴染みの雲海酒造株式会社様。   よってゼッケンもJPBAのゼッケンとKOBIKIゼッケンのミックスで開催されました。
 
そしてこちらも目立っていました作道シェイパー率いるカノウのブース。新島で大月プロが優勝した記念のプレゼント抽選など楽しい企画が行われていました。   さらには今回オーストラリアからボディボードブランド【TURBO】の社長自らプロモーションに来日。フリッパーの取材を受けていましたよ。
 
大きくて陽気なこの方。MASON ROSE選手です。あいにく膝を故障していてDKは不参加となりましたがプローンでは大活躍。「この9年間で3回目のプローンだよ」と話していましたが。。   他にも多くの外国人選手が来日。左はMIKE DOBSON選手、右はJUSTIN WELSH選手。共にオーストラリアからのDKクラスに参戦です。
 
そして毎年この宮崎に来日してくれているDAVID HUBBARD選手。右のMASON ROSE選手とは久しぶりの再会らしく会話に花が咲いていました。   若い世代の選手に囲まれてファンサービスもバッチリです!
 
そして近藤プロと笑顔で並んでいるのはターボのライダーとして来日したEMMA ROBY選手。とてもスムースなライディングを披露してくれました。   ここ宮崎では旗の代わりにサイレンを使用。途中から旗と併用しての開催です。
 
少しでも1ポイントの時間を長くとスケジュールを工夫して行われた宮崎イベント。今回も佐賀県伊万里市からトラックを用意。   そしてこの男も忘れてはいけません。今回も精一杯大会を盛り上げてくれたMC山田亮一。
 
最終戦と言うことでSKY-A様の撮影も行われました。   初日の午後にはこれもまた恒例の心肺蘇生講習会が開催。選手も積極的に参加していました。
 
午後になると海に向いての順光となりとてもきれいな木崎浜海岸です。   ジャッジの皆様も最終戦と言うことでさらに集中です。

ここでブレイク。

今年最終戦となったこの木崎浜クリーンビーチカップ。
ドラマティックツアーポイントシステムを採用した2009年度ツアーの最終戦です。

台風の接近によりイベント前に現地入りする選手には苦労も多かったようですが、何とか無事にスタートを切ることができました。そして海外から5名の選手が来日。ハイレベルなライディングを披露して会場を沸かしていました。

波はサイズダウンしてしまいましたが、セットの波では見ごたえのあるライディングが多く見られ大会は盛り上がっていきます。

 
この大会には遠方から多くのギャラリーの皆さんが来場。こちらはサンタートルの皆様。   ライダーの長沢勇治プロを囲んでパチリ。
 
ビーチから見た大会本部。とても華やかでした。   こちらはフリッパーとファインの撮影をしてくださった佐原カメラマンと、フラの撮影もしてくださった前山プロ。ありがとうございます!
 
ターボブースも徐々に来客が。みなさん最初は警戒していましたよね?   海の中では熱い戦いが。豪快にロロを決めるメンズ選手。
 
ファイナルが始まる頃にはご覧のギャラリーが。   メディアのカメラもビーチに並び最後の決戦に備えていました。
 
スカイAの撮影にコメンテーターとして協力してくれた船山直子プロ。ありがとうございます!   本部では表彰式の準備が進みます。テーブルには賞品の木挽がズラリ。
 
そして今年はグラチャントロフィーとしてカノウ様制作のご覧のボード型記念品が用意されました。   そして表彰式。まずは薬物乱用防止を訴えるたすきを巻いたJPBA理事長岩波よりご挨拶です。
 
そしてまずは木崎浜カップの表彰。DK5位は左から鈴木啓佑プロ、川名祐介プロ。   DKクラスファイナリスト。左から優勝のDAVID HUBBARD、2位山田幸久プロ、3位藤岡慶プロ、4位JUSTIN WELSHプロ。
 
今年も日本のレベルアップを感じながら世界トップのライディングを披露し優勝したDAVID選手。   波選びが難しいビーチブレイクでも確実に良い波を選びワールドレベルなレールワークを見せ付けるデイビッドプロのライディング。
 
そしてプローンクラスでも大活躍していました。さすがはプローン世界ランク11位です。   続いてウィメンズクラスの表彰。9位は左から鈴木朋美アマ、大原沙莉アマ、森本路子プロ、小倉亜希プロ。
 
鈴木朋美アマはプロ宣言。新しいスタートを切りました。   続いて7位。左から地元宮崎で活躍の大月啓子プロ、四国から参戦の野納香里プロ。
 
5位は左から永井那旺アマ、奥山千晶プロ。   永井選手もプロ宣言。涙ながらに意気込みをコメント。
 
ウィメンズクラスファイナリスト。左から優勝の畠山美南海アマ、2位井上美彌プロ、3位相田桃アマ、4位西村優花プロ。   今回の優勝は若干15歳の新星、畠山美南海アマ。
 
切れのあるターンからのアクションで高得点をマークした畠山選手のライディング。   最後はメンズクラス。7位は左から近藤義忠プロ、池田雄一プロ、柴田泰之プロ。
 
5位は左からMASON ROSEプロ、小林経史プロ。   メンズファイナリスト。左から優勝の京谷雄策プロ、2位榎戸輝プロ、3位榎戸崇人アマ、4位DAVID HUBBARDプロ。
 
最後のイベントで優勝しギャラリー、スポンサーなどに感謝の言葉を語った京谷雄策プロ。   今年は積極的に世界の舞台に参戦し成長を重ねる京谷プロのライディング。
 
ここで特別賞の発表。DKクラスベストライディング賞はハワイはカウアイ島から参戦のDAVID HUBBARDプロ。   ウィメンズクラスは若さあふれるライディングで優勝した畠山アマに。
 
メンズクラスベストライディング賞は榎戸崇人アマ。伸びのあるライディングが高く評価された。   ここからは年間表彰式。DKクラスはぶっちぎりで山田幸久プロがグラチャンを獲得。2位藤岡慶プロ、3位川名祐介プロ、4位田口慶太プロ。
 
他を寄せ付けないパフォーマンスでグラチャンを獲得した山田プロ。とにかく頑張るとコメント。   ウィメンズクラスの年間表彰。グラチャンは安定した成績で2位に差をつけた井上美彌プロ。2位は森本路子プロ、3位西村優花プロ、4位大月啓子プロ。
2位の森本路子プロは表彰後引退宣言。ここまで常にウィメンズシーンを引っ張ってきた彼女の引退は寂しい。
 
グラチャンを獲得した井上美彌プロ。「まだ詰めが甘い」と高い目標を感じさせる彼女らしいコメント。   最後はメンズの年間表彰。今年のグランドチャンピオンは榎戸輝プロ。2位榎戸崇人アマ、3位近藤義忠プロ、4位京谷雄策プロ。
 
4位までの得点さが300ポイントちょっとと超接戦を制しての優勝。「全ての関係者に感謝したい」とグラチャンらしいコメントを残した。   切れに切れるレールワークから高さのあるアクションが持ち味の榎戸輝プロのライディング。来年も彼の更なる活躍に期待したい。
 
表彰式終了後は青島パームビーチホテル様よりご提供のペア宿泊券など豪華賞品の大ジャンケン大会。ウィメンズクラスグランドチャンピオン井上プロとのジャンケンでペア宿泊券をゲットしたギャラリーの方と笑顔でピース!   日没の関係で表彰式途中で撮影された集合写真。今年もみなさん本当にありがとうございました!

今年で8回目を迎えた木崎浜クリーンビーチカップ。

まずは継続をさせるため一年をかけて準備をしていただいている宮崎県サーフィン連盟緒方様を始めスタッフの皆様、快くポイントを使用させていただいたローカルの皆様に厚く御礼申し上げます。

日本列島を縦断した台風の影響で、外国人選手を始めとした選手の交通手段に乱れが生じる中開催決定をした最終戦でしたが、終わってみれば波はスモールコンディションながらも見ごたえがあり、天気も素晴らしく無事に終了できたこと何より嬉しく思っております。

ご協賛いただきました雲海酒造株式会社様、宮崎市様、そしてJPBAツアーをご協賛いただきました全ての協賛企業様、メディア各社様に心からの敬意を感じながら御礼申し上げます。


今年もJPBAは新しい取組みを行いました。コンピューターシステムによるポイントコールの採用、ヒート速報の発信、ASPジャパン様とのコラボイベント、獲得ポイントが変化するツアーポイントシステムなど。
こうした進化は今年で終わることはなく来年に向けての話し合いを選手と2人3脚で行っていき、来年は更なる発展を感じていただけるようなイベントにするべく努力を続けてまいります。

最後になりますが、各イベントへ遠方より足を運んでいただいたギャラリーの皆様、本当にありがとうございました。来年も精一杯頑張りますので応援よろしくお願いいたします。

                                           敬具

日本プロフェッショナルボディボーディング連盟  理事長 岩波 重之

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