Contest Report
サーフタウンフェスタムラサキカップ 大会レポート

2008年6月7・8日にJPBA2008年シリーズ初戦となるムラサキカップが千葉県いすみ市夷隅ポイントにて行われました。

 
初日は曇り時々晴れの天気でした。   冠スポンサーのムラサキスポーツのぼりがたくさん立てられ華やかな会場となりました。
 
ゼッケンも新しくなり、今年はマリンジャックとショーニーのロゴが入りました。   ヒート表も一新し見やすいホワイトボードで製作、もうしゃがんでヒートを確認することもありません。
 
MCは今年も山田亮一。会場を盛り上げてくれます。   こちらも会場をいつも盛り上げてくれるカノウブース。
 
こちらはお腹を満たしてくれる地元大東のタコを使ったタコ飯販売。400円!   その隣ではAEDの募金を兼ねたTシャツの販売。ご紹介は地元で一年大会のセッティングに大忙しだった新井徹プロ。本当にお疲れ様でした。

 
肝心の波。初日はサイズもありオフショアできれいなブレイクがありました。   ギャラリーも多く来場し、熱い戦いを観戦!
 
選手も気合が入り、中にはゼッケンを忘れて用意する選手も?   ジャッジも常に良いブレイクを使用し、多くの移動を繰り返しました。
 
今回無償で設置提供されたエコトイレ。好評でした。   快適な設備ながら、使用する水はごくわずかというこれから期待の設備です。

今年もいよいよの初戦がはじまりました。波も良いブレイクが見られ選手のアクションも見ごたえのあるものでした。
翌日の天候が雨という予報の為、初日はスケジュールを延長しウィメンズラウンド2を全て消化。ポイント移動やスケジュール変更にも選手の混乱はみられず、みなさん頑張ってくれました。

 
そして予報どおり2日目は雨のスタート。そんな中でも多くのギャラリーがローカルシード選手を応援しに来場くださいました。   その波は予定よりも残り、良い波が多く見られました。
 
雨の中黙々と撮影を続ける加藤勝典。今年は試合は出ずに撮影に専念です。   こちらはフリッパーの編集長四宮さんとカメラマンの佐原さん。良い取材をいつもありがとうございます。
 
そして今回もファインの取材がありました。金子さん、永島さん、ご苦労様です!   そしてギャラリーはどんどん多くなり、ファイナルが近くなるとこの様子。嬉しいですね!
 
今回からファイナリスト以外の入賞者は進行と平行し表彰を行いました。
最初にテントに来てくださったのはウィメンズ9位の沼尻和弥プロ。
  同じく9位、渡辺萌プロ
 
西村優花プロも9位でした。   9位最後は汐月麻子プロ。
 
7位に入賞した永田千絵子アマ。   ローカルシードから出場し、見事7位入賞を果たした坂理智子アマ。プロ宣言です。
 
5位にはトライアルラウンドから勝ち進んだ増山英子アマ。こちらもプロ宣言です。   そしてもう一人の5位は高知から参戦の野納香里プロ。
 
メンズ7位は地元千葉の前山剛志プロ。   阿部正太プロも7位でした。
 
最後の7位は榎戸崇人アマ。優勝してから・・とプロ宣言はお預けでした。   こちらから5位。大喜びなのは宮崎から参戦の池田雄一プロ。
 
もう一人の5位は遠山純アマ。   そしてファイナリストのみが栄光の表彰式へ。
 
今回の表彰式はとても多くの選手、ギャラリーが残ってくれて盛り上がりました。   遠くから見てもこの様子です。嬉しいですね!
 
そんな中まずはDKクラスから。
優勝は復帰初戦を見事制した山田幸久プロ。チューブあり、スラッシュありで圧倒的な実力を見せ付けました。
  DKクラスファイナリストのみなさま。
2位近江豊人プロ、3位藤岡慶プロ、4位田口慶太プロ。
 
優勝した山田幸久プロのライディング。
画像提供:イエローズプロダクションズ
  続いてウィメンズクラス。小池葵プロのあとは誰が女王に?そんな注目の中での優勝は森本路子プロ。なんとこのイベント3連覇達成です!
 
ウィメンズクラスファイナリストのみなさま。
2位井上美彌プロ、3位川越典子プロ、4位にはアマの来間康子選手が入賞。世界戦があるためにプロ宣言はこちらもお預けのようです。
  優勝した森本路子プロのライディング。
画像提供:イエローズプロダクションズ
 
最後は大接戦のメンズクラス。優勝は京谷雄策プロ。   ムラサキスポーツのライダーとして嬉しい優勝。ハンズアップをしていただいた本社宣伝広告グループの遠藤さまに抱きかかえられて大喜びでした。
 
メンズクラスファイナリストのみなさま。
2位近藤義忠プロ、3位榎戸輝プロ、4位はスポンサーシードから出場し見事役目を果たした八子顕一プロ。
  優勝した京谷雄策プロのライディング。
画像提供:イエローズプロダクションズ
 
今回からヘッドジャッジの福原よりジャッジング総評が組み込まれました。25分というヒート時間の使い方などについてお話いただきました。   そして最後はJPBA理事長岩波の御挨拶でイベント全て終了です。

今年もこのサーフタウンフェスタムラサキカップから2008年度JPBAツアーがはじまりました。
まずは今年も御協賛頂きイベントを開催させていただきました冠スポンサーの株式会社ムラサキスポーツさま、その他たくさんの協賛企業各社、そしてサーフタウンフェスタ実行委員会のみなさま、その他ローカルの皆様には心からの御礼申し上げます。

2日間に渡り、ポイントもNO.1〜NO.3までを自由に使わせていただきました。その為にブレイクも安定したポイントを確保でき大変盛り上がるイベントに出来たと思っております。本当にありがとうございました。

運営面でもこのシーズンオフの間に検討されたことや、先日の選手説明会で選手から要望があったポイント移動やヒート時間の延長、表彰式内容の簡略化などにも積極的に取り組ませていただき、今後の方向も明らかにすることが出来たイベントでした。こうした意見交換は今後も継続し、より選手が素晴らしいアピールが出来る状況を作ることでイベントを盛り上げて行きたいと思っております。

まだまだ至らない点も多いJPBAですが、選手・役員一丸となって頑張っていく所存ですので今後ともみなさまの応援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

最後に夏の終わりからイベント開催における打ち合わせの全てを担当してくださった新井徹プロ。 本当にお疲れ様でした。

JPBA理事長
岩波重之

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